デジたすは、「デジタル化を足す・助ける」という意味を込めた名前です。
デジタル活用で「現場に余力を生み、支援が回る仕組み」をつくることを目指し、ICT支援アドバイザーとしての活動の一部として進めています。
大切にしているのは、ただツールの使い方を教えることではなく、
「どこにデジタルを使うと余力が生まれるか」
「支援が属人的にならず、仕組みとして回り続けるには何が必要か」
を一緒に探していくことです。
デジタル(IT/ICT)は、ただ便利さを追うためのものではなく、
「現場の状況を正しく把握し、見えなかった課題を見える形にする」ための手段だと考えています。
また、デジタル化は個人の可能性を広げ、社会やコミュニティとのつながりを保ち続けるための土台でもあります。
今は「今のままでも何とかなる」と思えるかもしれません。けれど、時代は進み、デジタルに順応できないことでつながりが細り、孤立してしまう可能性も生まれます。
デジたすは、そうしたリスクを防ぎ、個人が無理なく時代の変化に歩調を合わせ、自分の居場所や役割を持ち続けられるように支える取り組みです。
デジタル活用そのものよりも、
「支援のやり方をどう整えるか」「担い手が無理なく続けられる形をどう作るか」を一緒に考えることを大切にしています。
特別なツールの導入を前提にせず、今ある環境を整理し、コミュニティでデジタル化を支援しようとする担い手が「これならできる」と感じられる工夫を積み重ねる。
その中で、支援が属人化せず、チームやコミュニティで支え合える仕組みをつくる。
デジたすは、そのための伴走者でありたいと考えています。